まちの大学 KAMAKURA

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まちの大学「家族の視点で学ぶ介護の世界 ―自分と家族ともう一度向き合うために―」

「その時は音も立てずに突然やってくる。」 家族の介護、そして自身の「老い」。 子供の頃も、大人になってからも、誰も、「老い」や「介護」について、事前に学ぶ機会はありません。むしろそれは克服すべきものだったり、目にしたくないものになってしまっているのかもしれません。

カップルに子供ができれば、子育ての悩みや苦労が生じるのと同じように、親が歳をとれば、なんらかのお世話や介護が必要となります。大部分の方は「ピンピンコロリで誰にも迷惑をかけずにこの世を去りたい」と思っていますが、残念ながら現実はそのような方はごく一部です。

最近では「ペアレントトレーニング」など、子育てに慣れないカップルを対象とした「親になるための」講座があります。ならば、介護にも「事前の心の準備」が必要なのではないでしょうか?本講座はこうした「心の準備」のお手伝いをしたいという願いから始めることにしました。

この講座では、介護(特に在宅での介護)にまつわる困難を4つに分けて考えています。「知識の不足による困難」「物理的(経済的・時間的・体力的)な困難」「人間関係に由来する困難(関わるプレイヤーが多く、誰を頼りにすべきかわからない)」、そして「寄りかかる物語をもてずにいることに由来する困難」。

こうした困難に対してあらかじめ知識を持つことで、後悔しない介護、より気づきの多い実りある介護、そしてさらに言えば介護者自身が「老い」を受け入れ、新しい視点を得る介護を目指せると考えています。

また、介護する側だけでなく、「される側」も自身の最期について考え直す時かも知れません。昨年亡くなった名優の樹木希林さんは、「私は(子供達の)面倒はみませんでしたが、最後は面倒をみさせます」と言って家族の居る自宅での最期を望みました。希林さんには家族に遺したかったものがあったのです。それは何だったのでしょうか?そして娘の也哉子さんが受け取った「バトン」とは?

【講座内容】
 これから介護に関わる(特に若い世代の)方に、介護生活をみのり豊かなものにするために必要な「知恵」を全3回で講師の東郷 俊宏さん(順天堂大学協力研究員/鍼灸salon えれじあぷらて〜ろ主宰)ご自身の経験からシェアしていただきます。東郷さんは仕事をしながら6年間、ご両親の介護をし、看取り、見送りをされました。お母様の最期の日々と見送りの風景はドキュメンタリー番組「ガイアの夜明け」で放映されています(2018年2月6日オンエア)。医師やケアマネ、看護師など専門職による「介護解説」の講演はありますが、「実際、どんなことを知っておけばいいの?」「あとから後悔しないために準備しておいた方がいいものって何?」という問いに「家族の視点」から答えてくれるものはなかなかありません。東郷さんにはタイプの全く異なるご両親の介護と見送りから得られた「生の経験」をシェアして頂きます。これから介護を始める人だけでなく、いま、介護に悩んでいる方、そして「家族に迷惑をかけたくない」と思いながら日々を過ごされているご高齢の方にも「開かれた講座」をめざします。

【こんな人におすすめ】
 ・介護の準備を今からしておきたい、何が必要なのかを知りたい方
 ・介護や看取りについて幅広く知りたい方
 ・自身の老い方や最期を考えていきたい方
 ・介護や看取りを通じて、家族との関わりを見直したい方

【本講座で学ぶ3つのポイント】
 ・(在宅)介護を行うために必要な基礎的な知識と心構えを学びます
 ・介護の社会的な仕組みだけでなく、そこで大切にしたいことは何か、ということに立ち返ります
 ・介護、看取りというテーマを通じて、親だけでなく、パートナーや子供など、家族との関わりを見つめ直すことにつながります

まちの大学「家族の視点で学ぶ介護の世界 ―自分と家族ともう一度向き合うために―」サークルのスケジュール日程

面白法人カヤック パートナーオフィス (*第一興産ビル2階)

【第1回】 これからはじまる(在宅)介護を豊かなものにするために - 介護リテラシーを高める

介護リテラシーの必要性について、これまで事前に学ぶ機会のなかった介護について、どのような困難があるのか、何を学ぶべきなのか、を概観します。そして、介護に関わる様々なプレイヤーの整理と、もしもの時に誰に相談をするべきなのか、さらにケアの最新事例を学びます。

面白法人カヤック パートナーオフィス (*第一興産ビル2階)

【第2回】 これからはじまる(在宅)介護を豊かなものにするために - 在宅介護の環境を調える

具体的な介護環境の調え方です。要介護状態になったからといってお年寄りは特別な存在になるわけではありません。生活者として日々を過ごしますし、認知症になっても快不快の感覚は残ります。ですから家具の配置や食生活の配慮、導線の確保など、生活面での準備が大切なのです。講座では介護で実際に使用するポータブルトイレや痰の吸引機、パルスオキシメータなどに触れながら様々な観点から学びます。

面白法人カヤック パートナーオフィス (*第一興産ビル2階)

【第3回】 これからはじまる(在宅)介護を豊かなものにするために - 悔いのない看取りのために

東郷さんに加え馬場 翔一郎(鎌倉自宅葬儀社)さんに参加いただき、悔いのない看取りについて学びます。「ガイアの夜明け」でも紹介された自宅葬に使用した祭壇などを会場に設置し、リアリティを感じていただきながら、学んでいきます。そして看取りの選択肢が幅広くなっている中、馬場さんが手がけてきた実例をもとに、いま何を重視すべきなのかを考えていきます。

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ークル概要

部長 東郷 俊宏(順天堂大学協力研究員/鍼灸salonえれじあぷらて〜ろ主宰)
場所 面白法人カヤック パートナーオフィス (*第一興産ビル2階)
必要な持ち物 筆記用具
連絡先 info.machi-dai@seasonsworks.com